小さなサロンの事務を楽にする7つの入り口
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美容室、ネイル、エステ。小さなサロンは、施術のあとに事務が待っています。予約の確認、カルテの記入、お礼の連絡、売上の集計。気づくと閉店後に1時間かかっている、ということもあります。
この記事では、事務を7つに分けました。それぞれ「何が大変か」「やり方の例」「最初の一歩」を書いています。特定のサービスをすすめる記事ではありません。まずは今ある道具でできることを整理します。
1. 予約の受付と管理
大変なこと 電話、LINE、SNSのメッセージと、予約の入り口がばらばらになりがちです。ダブルブッキングも心配です。
やり方の例 - スプレッドシートの予約台帳:日付、時間、お客さま名、メニュー、担当を1行ずつ書く - Googleカレンダーの予約スケジュール:予約ページを作って、空いている時間を選んでもらう
Googleの公式ヘルプによると、予約スケジュールはパソコンのブラウザで作ります。AndroidやiPhone・iPadのカレンダーアプリでは作れません。一部の機能には、対象のGoogle WorkspaceまたはGoogle Oneの契約が必要です。予約フォームでは、名と姓とメールアドレスが必須で、項目を足すこともできます。確認メールとリマインダー(最大5回)も設定できます。ただし、リマインダーのメール文は編集できません。
最初の一歩 今週の予約を、1つの台帳に集めてみましょう。入り口が多くても、書き込む場所を1つにするだけで確認が楽になります。
2. 顧客カルテ・来店履歴
大変なこと 前回の施術内容を、紙のカルテから探す時間がかかります。
やり方の例 - スプレッドシートの台帳:お客さま、来店日、メニュー、使った薬剤や色、メモ - 単語登録:「カラー ブリーチなし」など、よく書く言葉を短い読みで登録しておく
最初の一歩 項目を5つまでに絞って、台帳の1行目に書きます。増やすのは慣れてからで十分です。個人情報の扱いは、記事の後半で説明します。
3. 次回来店のお知らせ
大変なこと 「そろそろ来てほしい」お客さまを思い出して、連絡するのが後回しになります。
やり方の例 - 台帳に「前回の来店日」と「目安の日数」を書き、足し算で「次回の目安日」を出す - 並べ替えて、今月の目安日の人だけを見る
連絡する前に、お客さまが連絡を受けてよいか確認しておきましょう。
最初の一歩 台帳に「次回の目安日」の列を1つ足します。
4. 物販の在庫
大変なこと シャンプーやネイル用品が、気づくと切れています。
やり方の例 - スプレッドシートの在庫表:商品名、現在数、これ以下なら発注する数 - 月末に数えて、発注が必要なものだけ色を付ける
最初の一歩 よく切らす商品を5つだけ表にします。
5. 売上日報
大変なこと 閉店後に、レシートやメモを見ながら合計を出す時間がかかります。
やり方の例 - 日付、メニュー、金額、支払い方法を毎回入力する - 月の終わりに、表計算の合計機能(SUMIFなど)でメニュー別・支払い方法別に集計する
最初の一歩 その日のうちに、売上を1行ずつ入力します。後から集計が一気に楽になります。
6. シフト
大変なこと スタッフの希望を聞いて、表にまとめる作業が毎月あります。
やり方の例 - Googleフォームで希望日を集める - 回答をスプレッドシートにまとめる
Googleの公式ヘルプによると、フォームの回答は、リンクしたスプレッドシートに表として整理できます。ただし、フォームの共同編集者には、新しく作った回答用スプレッドシートの権限が自動で付きますが、あとから権限を変えても、フォームとシートで自動では同期されません。両方を別々に見直してください。
最初の一歩 来月分の希望日を、フォームで1回集めてみましょう。
7. 口コミ・問い合わせの返信
大変なこと 毎回ゼロから文章を考えると、時間がかかります。
やり方の例 - よく使う返信文を、スプレッドシートや文書にまとめておく - 単語登録で「ありがとう」と打つと、お礼の長文が出るようにする - 口コミ返信は、お名前、来店のお礼、一言、結びの形に決める
最初の一歩 よく来る質問を3つ選び、返信文を書いて保存します。
顧客カルテは個人情報です
お客さまの名前や連絡先、施術の記録は、個人情報です。個人情報保護委員会のQ&Aでは、事業者は個人データの安全のために、必要で適切な措置を取るとされています。その内容は、事業の規模や取り扱いの状況に応じたものです。中小規模の事業者が、大企業と同じ措置を必ず取る必要はない、とも書かれています。
小さなサロンでも、次のことは確認しましょう。
- 台帳を見られる人を、必要な人だけにする
- 共有の範囲は、定期的に見直す
- パスワードは、長く、複雑にして、使い回さない
- 2段階認証(多要素認証)を設定する
IPAの案内では、多要素認証は2つ以上の要素を組み合わせる認証です。IDと最初のパスワードが悪用されても、ログインできないようにする効果があると説明されています。
まず何から始めるか
7つ全部を一度にやる必要はありません。いちばん時間がかかっているものを1つ選び、「最初の一歩」だけやってみてください。
続けるコツは3つです。
- 入力する場所を1つに決める
- 項目を増やしすぎない
- 週に1回、5分だけ台帳を見直す
台帳が散らかると、探す時間が増えて、また事務が重くなります。小さく始めて、使いにくいところだけ直していきましょう。スタッフが複数いる場合は、入力のルール(日付の書き方、メニュー名の呼び方)も先にそろえておくと、あとの集計が楽になります。
どの方法が自分に合うか迷ったら、無料の診断アプリも使えます。 業務の自動化 診断&推進プランでは、「自分の業務と環境を選ぶと、方法の比較とおすすめが出ます(無料)」。美容の業種では、予約、カルテ、次回のお知らせ、在庫、売上日報、シフト、返信の定型化などを選べます。
出典
- Googleカレンダー ヘルプ「予約スケジュールを作成する」 https://support.google.com/calendar/answer/10729749
- 予約スケジュールはパソコンのブラウザで作る(AndroidやiPhone・iPadのアプリでは作れない)、一部機能は対象のWorkspaceまたはGoogle One契約が必要、予約フォームは名・姓・メールが必須で項目追加可、確認メールとリマインダー(最大5回、メール文は編集不可)
- Googleフォーム ヘルプ「回答を確認する」 https://support.google.com/docs/answer/2917686
- 回答をリンクしたスプレッドシートに表として整理できること、共同編集者に回答用シートの権限が自動付与され、後の権限変更は同期されないこと
- 個人情報保護委員会 Q&A「中小規模事業者も、大企業と同等の安全管理措置を講じなくてはいけませんか」 https://www.ppc.go.jp/all_faq_index/faq1-q10-5/
- 必要かつ適切な安全管理措置が必要で、内容は事業の規模・性質や取扱状況に応じて決まること、中小規模事業者が大企業と同等の措置を必ず取る必要はないこと
- IPA「不正ログイン対策特集ページ」 https://www.ipa.go.jp/security/anshin/measures/account_security.html
- パスワードは長く・複雑に・使い回さない、多要素認証は2つ以上の要素で行い、IDと最初のパスワードが悪用されてもログインされにくくなること
※この記事はAIを活用して作成し、出典の公式ページで2026年10月19日に確認しています。
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