偽メールのリンクを押した・入力してしまったときにやること|小さな会社・個人事業主向けチェックリスト
「お荷物をお届けにあがりましたが不在でした」「アカウントに不正なログインがありました。こちらから確認してください」
こんなメールやSMSのリンクを押して、出てきた画面にIDやパスワードを入れてしまった。そんなときは、あわてず、隠さず、すぐに動くことがいちばん大切です。
この記事でわかること:
- 何をしてしまったかごとの対処
- 会社のメールアカウントで確かめる場所
- そのまま使えるチェックリストと、社内のひとこと
まず、何をしてしまったかを確かめる
| してしまったこと | 次に読むところ |
|---|---|
| リンクを押しただけ(何も入力していない・何も入れていない) | 1 |
| アプリやファイルを入れた・開いた | 2 |
| IDやパスワードを入力した | 3 |
| クレジットカードの番号を入力した | 4 |
| ネットバンキングのID・パスワード・暗証番号などを入力した | 5 |
自信がないときは、重いほうだと思って動いてください。
1. リンクを押しただけのとき
何も入力しておらず、何もインストールしていなければ、あわてる必要はありません。画面を閉じ、しばらくは見覚えのないログインの通知やパスワード変更のメールに気をつけます。
会社なら、同じメールがほかの人にも届いているかもしれないので、みんなに知らせてください。
2. アプリやファイルを入れた・開いたとき
- 入れてしまったアプリは削除し、ウイルス対策ソフトで端末全体を調べます
- 会社の端末なら、すぐに管理している人に伝えます
警察庁は、宅配業者を名のるSMSから「荷物追跡」のアプリを入れたところ、知らない間に登録している相手へ大量のSMSが送られていた相談事例を紹介しています。おかしな動きが続くときは、携帯電話会社やメーカーの窓口にも相談してください。
3. IDやパスワードを入力したとき
フィッシング対策協議会は、次のように案内しています。
- すぐにパスワードを変更する
- ほかのサービスで同じID(メールアドレス)を使っているなら、そちらのパスワードも見直し、必要に応じて変える
- 見覚えのないログインや利用の履歴がないか確認し、必要ならサービスのサポート窓口に相談する
パスワードを変えるときは、メールやSMSのリンクからではなく、ブックマークや公式アプリから開いてください。あわせて、2段階認証(多要素認証)をオンにしておくと安心です。
4. クレジットカードの番号を入力したとき
すぐにカード会社の紛失・盗難の窓口に連絡し、カードの利用を止めてもらいます。必要に応じて、カードを作り直してもらいます。窓口の電話番号は、カードの裏面に書かれています。
5. ネットバンキングの情報を入力したとき
すぐに金融機関に連絡してください。夜間や休日でも、多くの銀行には緊急の連絡先があります。
お金を取られた・悪用されたとき
入力した情報が悪用されて被害が出ているときは、お住まいの都道府県警察のサイバー犯罪相談窓口に相談します。警察庁のサイトに、窓口の一覧があります。
会社のメールが乗っ取られたときに確かめる場所
メールのアカウントを乗っ取られると、相手は気づかれないように設定を変えて、メールを読み続けようとすることがあります。パスワードを変えたあと、次の場所も確かめてください。
- 転送の設定・振り分けのルール:知らない宛先への転送や、見ないフォルダへの移動がないか
- 予備のメールアドレス・電話番号:自分のものか
- 2段階認証の方法:知らないスマホやアプリが登録されていないか
- ログインしている端末:見覚えのないものはログアウトさせる
- 送信済みのメール:取引先に偽メールが送られていないか。送られていたら、取引先に知らせる
そのまま使えるチェックリスト
- ☐ 何をしてしまったか(押しただけ/アプリ/パスワード/カード/ネットバンキング)
- ☐ 管理している人(社長・担当者)に、時刻とメールを添えて伝えた
- ☐ 入れたアプリを消し、ウイルス対策ソフトで調べた
- ☐ パスワードを変えた(同じパスワードを使っていたサービスも)
- ☐ 2段階認証をオンにした
- ☐ メールの転送設定・予備の連絡先・ログイン端末を確かめた
- ☐ カード会社・金融機関に連絡した(入力した場合)
- ☐ 社内のみんなに、偽メールのことを知らせた
社内に書いておきたい、ひとこと
「怪しいリンクを押してしまったら、すぐに言ってください。言ってくれたことで怒ることはありません」
怒られると思うと、人はミスを隠します。5分後に知らせてもらえれば被害は小さく済みますが、1か月後に見つかると、取り返しがつかないこともあります。
パスワードの使い回しを点検するツール
手順3は、ふだんからサービスごとに別のパスワードにしておくと、ずっと楽になります。ブラウザやパスワード管理アプリから書き出したパスワードの一覧(CSV)を入れると、使い回し・弱いもの・末尾だけ変えた似たパスワードを一覧にする点検ツールを作りました。ブラウザだけで動き、パスワードは外部に送信されません。書き出したCSVは、調べ終わったらすぐに削除してください。
この記事の下の「あわせて使える無料ツール」から開けます。
まとめ
- あわてず、隠さず、すぐに伝える
- パスワードを入れた → すぐ変更。同じパスワードのサービスも。ログイン履歴も確認
- カード番号を入れた → カード会社の紛失・盗難窓口へ
- ネットバンキングの情報を入れた → すぐ金融機関へ
- 被害が出た → 都道府県警察のサイバー犯罪相談窓口へ
- 会社のメールは、転送設定・予備の連絡先・ログイン端末も確かめる
出典:
※この記事は、AIが下書きを作り、フィッシング対策協議会と警察庁のページで確認して公開しています(2026年10月21日)。一般的な情報です。実際の被害の対応は、各サービスの窓口や警察にご相談ください。
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