給料の日割り計算のしかた|入社の月・退職の月、3つの割り方と確認する場所
月の途中で入社したとき、または退職したとき、その月の給料は日割りになることが多いです。ただ、日割りの計算のしかたは法律で1つに決まっているわけではなく、会社の決まりによって変わります。
この記事でわかること:
- 給料の日割りの、よく使われる3つの割り方
- 入社の月・退職の月の計算例
- 自分の会社の割り方を確かめる場所
割り方は「会社の決まり」で決まる
労働基準法は、会社に次のことを求めています。
- 働く人と契約するときに、賃金の決め方・計算のしかたなどを示すこと(第15条)
- 常時10人以上が働く会社は、就業規則に賃金の決定、計算及び支払の方法などを書くこと(第89条)
つまり、日割りをどう計算するかは、雇用契約書(労働条件通知書)や就業規則・賃金規程に書かれた方法が基本です。この記事の計算は「よくある方法の例」として読んでください。
よく使われる3つの割り方
| 割り方 | 式 | 特徴 |
|---|---|---|
| 暦日数で割る | 月給 × 在籍した日数 ÷ その月の日数(28〜31) | 土日も含めて数える。月によって1日あたりが変わる |
| 所定労働日数で割る | 月給 × 出勤すべき日のうち働いた日数 ÷ その月の所定労働日数 | 会社の休日を除いて数える。カレンダーで変わる |
| 固定の日数で割る | 月給 × 在籍した日数 ÷ 30(など決まった日数) | 1日あたりがいつも同じ。「月平均の所定労働日数」で割る会社もある |
同じ人・同じ月でも、割り方によって金額が変わります。
計算例:10月21日に入社した場合(月給25万円)
10月は31日まであるので、10月21日〜31日の11日間が在籍した日数です(入社日を含めて数えます)。
- 暦日数で割る:250,000 × 11 ÷ 31 = 88,709.67… → 88,709円(1円未満切り捨ての場合)
- 30日で割る:250,000 × 11 ÷ 30 = 91,666.66… → 91,666円(同)
- 所定労働日数で割る:土日・祝日が休みの会社なら、2026年10月の出勤すべき日は21日(10月12日はスポーツの日)、そのうち10月21日以降は8日なので、250,000 × 8 ÷ 21 = 95,238.09… → 95,238円(同)
所定労働日数は、会社のカレンダー(休日の決まり)によって変わります。
計算例:11月20日に退職した場合(月給25万円)
11月1日〜20日の20日間が在籍した日数です。11月は30日まであります。
- 暦日数で割る:250,000 × 20 ÷ 30 = 166,666.66… → 166,666円(切り捨て)
- 11月は30日の月なので、30日で割る場合も同じ金額になります。
1円未満の端数
割り算で出た1円未満を、切り捨て・四捨五入・切り上げのどれにするかも、会社の決まりによります。明細の金額と自分の計算が1円ずれるときは、端数の扱いが違う可能性があります。
自分の会社の割り方を確かめる場所
- 労働条件通知書・雇用契約書:賃金の計算方法の欄
- 就業規則・賃金規程:「日割り計算」「中途入社・退職者の賃金」などの項目
- 給与明細:日割りの金額から逆算すると、何日で割っているかの見当がつきます
- わからなければ、会社の人事・総務の担当に聞くのがいちばん確実です
計算はツールでかんたんに
始まりの日と終わりの日、月給を入れるだけで、月ごとの日割りと合計が出る無料の日割り計算ツールを作りました。「その月の日数で割る」と「30日で割る」を切り替えられ、1円未満の切り捨て・四捨五入・切り上げも選べます。(所定労働日数で割る方法は、出勤日の数が会社のカレンダーで変わるため、上の式で計算してください。)
家賃の日割りについては、家賃の日割り計算のしかたにまとめています。
まとめ
- 給料の日割りの方法は、法律で1つに決まっておらず、雇用契約書・就業規則・賃金規程の決まりによる
- よくある割り方は「暦日数」「所定労働日数」「30日などの固定日数」の3つ
- 在籍した日数は、入社日・退職日を含めて数える
- 端数の扱いも会社の決まり。明細とずれたら担当に確認する
出典:労働基準法(e-Gov法令検索) 第15条・第89条
※この記事は、AIが下書きを作り、法令の原文で確認して公開しています。個別の計算は、会社の規程や担当者にご確認ください。
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